注文住宅の購入時に必要な予算とは

注文住宅の購入時に必要な予算とは

注文住宅の購入をする場合には、どれくらいの予算が必要になるか頭を抱える人も多いです。
注文住宅は、その人が生きているうちにいちど建築するかどうかと言うものになるため、あまり見当がつかないのが本音のところでしょう。
しかも大きなお金がかかることから、オーバーしてしまっては困る一面もあります。
そこで、具体的に明確な数字を出しておきたいところです。
明確の数字を出すためには、見積もりをすることが必要になるかもしれません。
見積もりは、実際に建築会社に依頼してみないとわからない部分があるため、まずは積極的にお願いしてみましょう。
この時どのような住宅を建築するかなどのおおよその方向性が必要になります。
それがわからなければ、そもそも住宅建築をするにあたり明確な予算を出すことができません。
そうだとすれば、事前にあらかじめどれぐらいの規模の住宅にするか素材等をどうするかなどはおおよそでいいので決めておくことが必要になります。

注文住宅を建てる時にあらかじめ用意しておきたい自己資金

注文住宅を建てる時には、あらかじめ自己資金を用意しておく必要があります。
具体的には頭金を諸費用、入居費用を用意しなければなりません。
頭金は物件価格から住宅ローン借入額を引いた金額のことであり、相場としては物件価格の1割から2割を用意することが多いようです。
最近では頭金ゼロでフルローンにするケースも見受けられますが、その後の返済を楽にするためには多少の頭金を用意しておくのが無難です。
注文住宅では諸費用がかかり、金額としては物件価格の3~5%となっています。
意外と大きな額ですので、知らないと慌てるかもしれません。
住宅ローン関連費用や保険料、税金等がこれに含まれます。
入居費用は主に引っ越し費用ですが、家具や家電を新調する場合にはそれも考えておく必要があります。
これらをトータルすると結構な金額になりますので、注文住宅を建てることを考え始めたらしっかりと資金計画を立てて、貯金の管理もすることが大切です。

著者:小菅武雄

筆者プロフィール

大阪府大阪市生まれ。
地元で不動産関係の会社に就職。
自分の経験から注文住宅のお役立ち情報をまとめました。